わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々
昭和50年 歌会始 「祭り」 御年75才
朝々という表現が、奥ゆかしい感じがします。
毎日としていないところが。
毎朝、陛下は祈っていらっしゃるのですね。
ウィキペディアより
毎朝、午前8時から、賢所、皇霊殿では内掌典(女性、巫女)が、神殿では掌典が、清酒、赤飯などを供える「日供の儀」(にっくのぎ)をそれぞれ行う。続いて、午前8時30分には、宮内庁侍従職の当直侍従が、賢所、皇霊殿、神殿を天皇に代わって拝礼する「毎朝御代拝」(まいちょうごだいはい)を行う。日供の儀及び毎朝御代拝の各儀式は、廃朝(天皇が執務しないこと)や宮中喪が発せられていても、欠かさず行われる。
なんだか、すごいですね。
毎日国民の幸せを祈ってくれる国家元首はほかにいないでしょう。
余談ですが、宇崎竜堂さんが、現天皇陛下のお声をきいて、倍音だと書いていました。
倍音、知っていますか?
私は声を聞くだけで癒される・・・とCDを以前よくきいていました。
祝詞を声に出すともしかして倍音になるのでは、そして昭和天皇も倍音の持ち主で、「敗戦の詔」放送のとき、日本国民は涙にくれたけれど、癒しもされたのではないか?と思い、YOU TUBEで当時のラジオ音源を聞いてみました。
結果、よくわかりませんでした。。。お声は男性にしては高いと思うのですけれど。
これも研究課題、ですね。
そこで返歌です
朝々に すめらみことの祈りを感じ
ありがたきかな 生きる喜び
毎朝 急いで支度したり ご飯を食べたり 今日は早起きできたなと思ったり。
それは自分自身のことですが、毎朝 陛下が国民の平和を祈ってくれている。
知っているのと知らないとでは、毎朝のありがたさが違う気がします。
毎朝 起きれたな、生きていてうれしいな、陛下が祈ってくれていてうれしいな。
日本人でよかった。