愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

水底に沈みたまひし遠つ祖(おや)をかなしとぞおもふ書見るたびに

昭和33年 赤間神宮ならびに安徳天皇陵に詣でて

 

 

昨年 秋篠宮家の佳子さまが、山口県下関市赤間神宮

初めてお一人での公務で参拝されました。

 

 

www.sankei.com

 

ニュースを見て本当、かわいらしい方だなあ、と思いました。

昭和天皇の御製にもあったので、みると、

悲しい とあります。

 

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

 

 は、そうか。

私にとっては歴史のなかの一舞台でしか感じていなかったけれど、天皇陛下ご一門にとっては (安徳天皇という幼子でも) 御先祖にあたるのか・・・と思った次第です。

 

反省です。私にはまだ歴史の連続性が実感として無いのです。国のことは自分のこと、ご先祖のことは天皇陛下につながること、天皇陛下のご先祖は自分の先祖とつながっている、そうお思えて初めて日本国民としての自覚ができるのではないかと思っていたので。まだまだ自覚が足りません。

 

そこで考えてみます。

幼くても当時、安徳天皇天皇陛下だった。

おばあさま・二位の尼と共に入水したといってもこれは

天皇殺しになるのではないでしょうか?

そう考えると悲しさをこえて恐ろしさを感じます。

ご冥福を祈ります。

 

そこで返歌です

 

入水して 極楽浄土にいけるよう

ただ民の一人として 強く願わん

 

 

下関市の海を挟んだ向い側、北九州市に隠蓑というところがあります。

安徳天皇が実は生きていて隠れ住んだという伝説の場所です。

 

隠蓑 - Wikipedia