神風の 伊勢の海の ~神武天皇
おお。
神風 を、神武天皇の御製に見つけました。
神風の 伊勢の海の 大石にや い這い廻る 細螺(シタダミ)の
細螺の 吾子(アゴ)よ 吾子よ
細螺のい這い廻り 撃ちして止まむ 撃ちして止まむ
またしても、食べ物=貝です。
これは、神武天皇も食べたことがある、触ったことがある、収穫したことがある、と見ました。
同じ言葉をくりかえし、リズムをとっているのでしょうか。
どんな音階で歌ったのか、気になる~
貝がびちーっと、石に生えているのは気持ち悪いですが、
食べ物だと思えば嬉しいでしょうか。
そして、戦いを鼓舞するのに貝を持ってくるのは、なぜ?
相手を小さく見せるため?いつも食べている貝だから?
面白い歌です。