愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

昭和天皇へ短歌を贈ろう おてんと短歌 身はいかに なるともいくさ とどめけり ただたふれゆく 民をおもひて

終戦時の歌です。もう一度記します

 

身はいかに なるともいくさ とどめけり 

ただたふれゆく 民をおもひて

 

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

 

 

この歌を本で見たとき、苦しくて涙が出そうになりました。

 

昭和天皇は敗戦時、ご自分の身を差し出す代わりに日本を守ろうとなさった。

マッカーサーと初めて対面するときの場面があったので、「ねずさんのブログ」より引用させていただきます。

天皇の言葉

「日本国天皇はこの私であります。
 戦争に関する一切の責任はこの私にあります。
 私の命においてすべてが行なわれました限り、
 日本にはただ一人の戦犯もおりません。
 絞首刑はもちろんのこと、
 いかなる極刑に処されても、
 いつでも応ずるだけの覚悟があります」

弱ったのは通訳でした。
その通り訳していいのか?
けれど陛下は続けられました。
                                  
「しかしながら、罪なき八〇〇〇万の国民が住むに家なく、
 着るに衣なく、食べるに食なき姿において、
 まさに深憂に耐えんものがあります。
 温かき閣下のご配慮を持ちまして、
 国民たちの衣食住の点のみにご高配を賜りますように」

 

言葉になりません。御製の歌と、行動が一致しています。

歌に決意をこめたのでしょう。

やはり歌は正直だと思います。歌は自分に嘘をつかせない、すごい力があると思いました。

 

ちょっと苦しくて返歌ができません。