愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

霜ふりて 月の光も 寒き夜は いぶせき家にすむ人をおもふ

昭和22年 戦災者 未帰還者を思って

 

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

 

 もう一句あります 平成23年 初頭

 

風さむき 霜夜の月を見てぞ思ふ

かへらぬ人のいかにあるかと

 

死亡が確認できた方と、確認できない方。

ソ連によりシベリア抑留されたり戦災孤児となり中国残留孤児として中国人として生きた孤児たち。生きているか死んでいるか。数10年たってもわからず、骨も戻らず、ご遺族は いつかあきらめる日もきたことでしょう。

 

なんか、返歌がでてきません。心がどーんと沈んだときには短歌が浮かんでこないようです。陛下はそのつどひねくり出したのではないでしょうか?

 

本当に悲しいとき。放心状態になり、一人になりたいのでは。

歌を歌えるのは落ち着いてからではないでしょうか。

そう思いました。