昭和天皇へ歌を送ろう 皇居清掃奉仕
昭和20年 御年45才 2句あります
戦にやぶれしあとのいまもなほ
民のよりきて ここに草とる
をちこちの民のまいきてうれしくぞ
宮居のうちに けふもまたあふ
- 作者: 鈴木正男
- 出版社/メーカー: 展転社
- 発売日: 1995/10
- メディア: 単行本
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戦後 荒れ果てた皇居を見て 清掃奉仕を行った 宮城県の みくに奉仕団。
陛下はうれしくて、30分も奉仕団と会話されたそうです。
当時は占領下にあり、奉仕を申し出ることも 奉仕を受け入れることも
命がけだったと記載がありました。すごいです。
そこで一句
民草の こころあわせて 奉仕する
民もうれしい 陛下もうれしい
余談ですが 神社に清掃にきたいと、申し出て掃除をする人にお話を伺ったことがあります。
靖国神社ではありません。
その方、「神社に掃除にいかなくては!」と急に思い立って 自分で掃除道具を準備して(山のようにありました)
神社に申し出て 定期的に通ってらっしゃいました。
きらきらとした光を放っていいるように感じられました。
そちらの神社の神主さんよりも輝いているのです。
神社の神様に呼ばれている・・・そう感じました。
20代のころ、客先で 私も清掃奉仕に誘われたことがあります。
そのときは「なぜ掃除をわざわざ?」と思いました。
それから20年。いまならわかります。なにか、お役にたちたいという 衝動的に気もちがわきおこってくるのですね。
いまは、行きたいです。