いとまあらば ふみわけて見よ 千早ぶる 神代ながらの敷島の道
道 明治40年 明治天皇御製百首 東洋生命保険株式会社奉公部
これはまた 陛下以外の人にはなかなか歌えない御製だと思います。
日本の歴史や文化、国民、国体、いろんな要素を知っていないと歌えないのではないかと思います。
ただ、
「いとま」は時間があれば という意味だと思うのですが、軽い感じ。
「千早ぶる」枕詞=荒々しいという意味でいいのでしょうか?
重い感じ。
さらに、神代ながらの敷島の道=めちゃくちゃ重い感じ。
読み始めは油断していましたが、最後にどーんと重くてびっくり。
これはどういう気持ちで受け止めたらいいのだろう・・・。
敷島の道をふみわけるのは暇なときでいいですか?陛下。
ほんとは日本人みんな、敷島の道をふみわけたほうがいいのではないでしょうか?陛下。
聞いてみたい。
短歌は、短すぎて解釈がいかようにも広がります。
ねずさん ブログで 日本文化は引き算の文化、西洋文化は足し算の文化と記載があり、納得しました。