おのづから 仇のこころも磨くまで 誠の道をふめや国民
をりにふれて 明治38年 明治天皇御製百首 東洋生命保険株式会社奉公部
難しい・・・仇を憎むのではなく仇の心を磨くって・・?
実例がありました。
乃木稀輔将軍です。
逸話がたくさんありますが、どれもこれも明治天皇の御製を実践したものではないでしょうか?
ロシアの敵を尊重する
戦が終われば、人間同士。
乃木将軍は、昨日までのロシアの敵を尊重している。
徳がある人だな・・・と思いました。
陛下も、御自分がそれを実践していなければ、このような歌を歌えないと思います。
なんというか、レベルが高い感じがします、人格の。
息子を2人、203高地と金州南山の戦争でなくした乃木将軍は、人間として
ロシアの将軍(敗軍)と、向け合っている。
戦争をのりこえた先の会談で、人間として向き合っている。
日頃の人格がこの逸話になっているだけで、普段から、誠の道を
ふむ よう心がけていたのではないでしょうか。