歌 明治38年 明治天皇御製百首 東洋生命保険株式会社奉公部
うれしい気持ち。明治天皇は、すごーく素直に短歌に感情を表しています。
昭和天皇に比較すると、明治天皇のほうが感情表現が豊か。
むらぎもの=心 にかかる枕詞、とのこと。
枕詞って奥ゆかしいですよね。
音楽でいえば前奏。それも定型の。
御製に素直に心を表せたとき、嬉しい ということかな。
短歌をたくさん歌っても、きっと心のままを表現できるというのは
すごーく難しいんでしょうね。
短歌で心を研ぎ澄ます。
嘘偽りを歌わず、心のままをありのままに。
明治天皇も一生涯を通じて、磨かれていったんでしょうね。