戦いの いとまある日は もののふも 言葉の花をつむとこそきけ
歌 明治38年 明治天皇御製百首 東洋生命保険株式会社奉公部
言葉の花 とは、また美しい単語です。
日露戦争の最中ですが、兵士達も殺戮の中、言葉の花を つめよ~ ということでしょうか。
不思議な歌です。戦え、がんばれ、ではなく、花。
心を磨けということでしょうか?
言葉通り、乃木将軍などは、歌っていました。その短歌をどこかで見たのですが・・・ちょっといま 探しきれませんでした。
天皇陛下の御製に返歌をする練習をしていると、
57 5 7 7 の数に文字をおさめようとすると、
興奮しているときは、頭が冷めます。冷静になります。
逆に、気がたかぶりすぎているときは、歌が出てきません。
これは冷静になるために
明治天皇はこう促されているのではないか・・と私は思いました。