愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

明治天皇御製 夏しらぬ こほり水をば いくさ人 つどへるにはに わかちてしがな

夏氷 明治37年 明治天皇御製百首 東洋生命保険株式会社奉公部

 

いくさ人とあります・・この年は日露戦争の年。

わかちてしがな と最後にあるけれど、しがな は願望・・・?とすると、

冨士の氷室から皇居にもってきた氷を

戦にいっている戦士に わけてあげたいといっているのかな・・・?

 

この日露戦争は、今思うよりもっと切迫感が当時、あったようです。

大国ロシアへ挑む戦争。

まさか勝つなんて、日本こそ思っていなかったのではないでしょうか。

だからこそ、日本国民全員で立ち向かった。

戦争に行くものも、戦争へ送り出すものも。

 

この気持ちが、国を強くするのに大切だと思います。