愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

明治天皇御製 とこしへに 民やすかれと いのるなる わがよをまもれ 伊勢のおほかみ

明治24年 社頭祈世 明治天皇御製百首 東洋生命保険株式会社奉公部

 

昭和天皇の御製と同じく 民を思う気持ち です。

ただし まもれ とか命令調なのは明治天皇らしいかも・・・

いのるなる は断定していて 自分は祈る というのが強い気持ちです。

 

伊勢の大神は皇室のご先祖なので、昭和天皇だったら

ご先祖様へ どうおっしゃるかな・・・

 

近い御製を見つけました。昭和55年 伊勢神宮に参拝して

 

五月晴 内外の宮に いのりけり

人びとのさちと 世のたひらぎを

 

昭和天皇はご自分が祈る。

明治天皇はご自分の祈りとともに伊勢へ強い気持ちを表現する。

 

性格なのでしょうか。

まだすべての御製を読んでいないのでわからないけれど、明治天皇の御製のほうが

私の好みです。