愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

かくのごと 荒野が原に鋤をとる 引揚びとをわれはわすれじ

昭和24年 九州地方7県ご巡幸 熊本県開拓地 

 

熊本の引揚人はどこからの引揚だったのでしょう。

満州か、朝鮮か。。。

 

希望を胸に外国へ行き、戦争でひどい目にあい、一般人なのに攻撃され命からがら逃げ延びた方々だと思います。

 

わすれじ と強い言葉です。

 

戦争に負け、最前線で被害をうけた方々への励ましの歌でもあると思います。

戦争に負けるとは、国柄も、命も、誇りも奪われることだと思います。

 

そしていま、同じようにアメリカにいる日本人の子供たちが捏造慰安婦問題でいわれなきいじめを受けたり、差別を受けています。

国のことは、自分のこと。引揚びとのことも、在米日本人のことも他人事ではありません。同じ日本人のこと。

 

そこで返歌です。

 

誇りをば 糧に生きる 民草の

ことを自らのことと思う

 

守らなければいけないぎりぎりの誇りだと思います。

 

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

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