愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

富士の嶺(ね)の影さす海に網ひきて さちをさぐるが おもしろきかな

昭和29年 駿河湾の採集 御年54才

 

54才にして研究を続ける陛下。好奇心旺盛ですよね。

 

「さち」という言葉が 控えめで自然への愛情が感じられて好きです。本には

 

「陛下の採集は必要なもののみ標本用としてお持ち帰りになるが

ほかはすべてもとの場所は丁寧にお返しになるのが常であった」とあります。

 

自然を敬う

 

それを感じます。

 

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

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