愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

ひと年の まことこめたる たなつもの 捧ぐる田子にあふぞ うれしき

もう1首あります

 

新米(にひよね)を神にささぐる今日の日に

深くもおもふ 田子のいたつき

 

昭和29年 新穀 

 

 

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

 

 田子=農民

 

神事について、神社では祭壇に米や酒が置いています。当然ながら陛下のまつりごとも

収穫された米を捧げるのですね。農耕民族である象徴です。

これが狩猟民族でも、狩ってきた熊に感謝して祀るのはアイヌの本にありました。

たまたま北海道が寒くて収穫が厳しいからこうなったのでしょう。

 

神に感謝するとともに田子にも感謝しているようです。

 

そこで返歌です

 

この国の もとなる 新米食すたび

君の はからい思い出すらん

 

ご飯おいしいなあ・・・と食べるとき、そこに神への感謝はありませんでした。

いただきます を言うときに 作ってくれた人や 自然や 陛下や 神に感謝できれば

私は本当の日本人になれる気がします。