愛国短歌 国を愛する気持ちを短歌にこめて

ふるさと日本を大切に思う気持ちを表現したい。短歌は心のままを歌うもの。だから言葉を飾らず素直な気持ちで歌います。

遠つおやのいつき給へる かずかずの 正倉院のたからを見たり

正倉院 昭和54年 御年79才

 

正倉院の宝ー私は地方都市在住なので、一度だけ地元の美術館の特別イベントで一部、正倉院の宝物を見たことがあります。

 

宝物の細工が細かく美しく、手間ひまが今と比較できず、なんだか感動しました。

価値が高いものなんだろうけど、これが盗まれずに保存されていたことがすごい。

応仁の乱とか幕末とか京都が乱れた時期はたくさんあったと思うけれど、盗まれていない。日本の七不思議になるのではないでしょうか。

 

いつく というのは2つの意味があるそうです

  1. (斎く)心身を清めて神に仕える。
  1. (傅く)敬って大切に世話をする。 goo辞書より

ただの宝ではなく、日本人の、ご先祖様が大切にしてきたものだと思うと、

愛おしくも思えます。

 

そこで返歌です

 

ご先祖の 守る宝を つないでゆく

愛しき思い ともに あるらん

 

昭和天皇のおほみうた―御製に仰ぐご生涯

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